建が教える♪喪主のいろはにほへとDIARY

2017年08月07日

長男として葬儀の喪主を務める重責

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急な場合であれ、どのような場合であれ、その家の長男として喪主を務める事は重責です。家族を代表して、今までお世話になった方々をお迎えし故人を偲んでいただくためにも大変な役割です。いままでお世話になった方々に対してお礼を述べる場が、喪主の挨拶です。

生前に仕事、近所、趣味、学友など多くの関りのなかで生きてきた故人に成り代わり、集まっていただいた方々にお礼を述べます。故人の生まれから、趣味や仕事など多岐に渡るエピソードがあるはずですが、すべてを話すわけにもいきません。

故人が楽しんでいたこと、長男である自分に教えてくれたこと、常に話していたことなど、人となりを思い起こしていただける内容が良いと思います。周囲の方々と家族によって生かされていたことに、誠心誠意でお礼の言葉を述べるだけで、十分にその気持ちは伝わるはずです。

奇をてらった話よりも、誠実に故人に向き合いながら自らも感謝の気持ちを伝える事が大切です。周囲の方々に支えられていたのですから、今後も家族を見守っていただき、叱咤激励していただくことをお願いすることも重要です。

人は独りでは生きられないのですから、今までの感謝と今後の成長も見守っていただくことをお願いして締めくくりにすると良いかもしれません。ハッキリと誰もが聞きやすい声で、喪主として挨拶をすれば気持ちは通じます。

多くの方がみえて大変に忙しいとは思いますが、来て下さった方々への感謝の気持ちを忘れずに式に臨むことが大切です。


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